同朋高校放送部の特徴

学校行事放送担当、校内放送(お昼の放送)を通じて、‶学内の放送文化の向上″に努めています!

同朋高校の手作り卒業式や文化祭は、何度もマスコミに取り上げられました。その自主活動を裏から支えているのは「放送部」。そのため毎日「お昼の放送」(トークと音楽)を流して技術を磨いています。
行事前には、プロの人や、専門で学んでいる先輩(大学生)が来て、機材の使い方など教えてくれます。

映像作品やラジオ作品で、ドキュメンタリーやドラマを年間四~五本の自主制作をしています!

文献や証言に学んでから、作品を制作している。ミーティングや「制作会議」で「何が創りたいか」「本当に創れるか」・…話し合って制作。途中でも何度か点検し合い、創り直しながら完成品を目指しています。
ときには、社会の問題点や矛盾にも目を向け、社会派ドキュメンタリー・ドラマ制作も手掛けている作品も!
台本・脚本からBGM、SE(効果音)、すべてオリジナル。撮影も集音も、取材も自らの手で行います。もちろん、編集も!プロ顔負けのドキュメント作品、台本から一緒につくりませんか?

『公開上映会』(作品交流会)をやって、みんなに観てもらっています!!

一般社会に、高校生の創造文化を伝えようといい作品は積極的に公開しています。友人や市民が観た感想で、調べる(知る)喜び、作る喜び、交流する喜びを感じ取れます。

  1.  四月.東本願寺主催「全戦没者追弔・春の法要」で公開上映(2016・17年度)・…TVFビデオ大賞「アジア太平洋戦争、中国の2つの戦場」など上映
  2. 七月.愛知サマーセミナー:下村健一氏が「メディアリテラシー講座」で過去作品上映後、寸評。(2015~2018年度)
  3.  九月.同朋高校文化祭「公開上映会」・…四作品上映、制作協力者や友人に観てもらいます!(毎年)
  4.  三月.東別院主催「全戦没者追弔・春の法要」で他校作品と一緒に作品上映(2013~2015年度)
  5.  三月.西尾赤丸ポストフェス(2018年度、西尾市・西尾郵便局などが共催)・…アニメ「赤丸ポストに愛を込めて」上映(2018年度)

めんどうだけど…学びながらつくっています!

ドキュメンタリー制作のための取材にあたり、予備知識のため、自学自習や制作班ごとの学習が原則としつつ、時には、証言者・専門家、先輩の大学生をお呼びし、「講演会」「学習会」を聞きます。そして、学んだことをさらに深めるために質問しあう「自主学習会」も実施。気がつくとけっこう、受験の“学力”もついています!

そして次のような進路を見つけています。

【卒業部員進路】

(放送局関係)東京TBS、メーテレ、中京TVなど、映画関係、ゲーム制作会社など

(進学)愛知大学現代中国語学部・愛知大学短期大学部、中京大学経営学部、愛知淑徳大学創造表現学部、椙山女学園大学情報学部メディア情報学科、名古屋学芸大学映像メディア学科、名古屋芸術大学デザイン学科・美術学科、名古屋造形大学造形学部各コース、名古屋音楽大学音楽学部音楽ビジネスコース・映像音楽コース(コンピューターミュージック)、同朋大学社会福祉学部、東京電機大学、ビジュアルアーツ専門学校

先輩がつくり出したものを後輩が受け継いで完成させた作品もある!⇒じっくりつくる!

しっかり学んでから創るという点で、妥協を許しません。その世代で完成できない作品は後輩が受け継ぎ完成した作品も。「戦場シリーズ」(現在五作目)。「赤丸ポストシリーズ」(現在三作目)。数年かけて調べて、さらに1年かけて編集、計3年という作品も結構あります。(「アジア太平洋戦争、中国の2つの戦場」は6年)。